パティシエ

パティシエの仕事は体力勝負!?実務の厳しいところ、楽しいところ!

パティシエの仕事は体力勝負です!

と私は働いて思いました。

パティシエと聞くと華やかなイメージを思う方が多いのではないでしょうか??

元パティシエの私もなる前は思っていました。

ケーキ屋さんってお菓子に囲まれてキラキラした世界で
お菓子を作れるなんていいな〜!

しかし!!専門学校に通っていてパティシエなど飲食業界は離職率が高いと聞きました。

なんで好きなことしてるのに辞めたいって思うんやろ??

と学生の時は思っていました。

そこで今回は元パティシエの体験談!

・実務の厳しいところ
・実務の楽しいところ

をお伝えします!

街の個人店で働いていた時のお話です。

では!詳しく見ていきましょう!!

実務の厳しいところ

華やかなイメージがあるパティシエですが、、

体力勝負の世界です!

基本立ちっぱなしで力仕事が多いですね〜。

詳しく見ていきましょう!

作る量の違い

学校や家でもやっていた作るというのは同じですが
作る量が全然違います!!

1回に作る量が何十倍にもなり、
めちゃくちゃ大きいボウルを使ってホイッパーで混ぜたり、
大きい重い鉄板を何枚も持ったり、、

とりあえず器具の大きさにびっくりしました。

1つ例をあげると、、、

業務用の大きい縦型ミキサーがあるんですけど
それでクッキーなどの生地作りをしていました。

作るのはミキサーがしてくれるのですが
そのミキサーボウル自体がまず重いし

家で作る何十倍の量の出来上がった生地を
そのボウルごと運ぶのもめちゃくちゃ重かったです。

ボウルって言ってますけど直径30㎝以上あります!

生クリームの泡立てでも最初は筋肉痛になったりしてましたね〜
専門学校の時に女の先生でも利き腕が筋肉で太くなってて、
こういうことか、、ってなりました!笑

労働時間の長さ

労働時間の長さも大変でしたね〜。

私は6:30から20:30まで働いていました!

基本週1回休みで月に1回連休。

夏場などの閑散期は繁忙期に比べると休みは多かったですが、

今思うとめちゃくちゃ働いてたな〜って思います。

最近では労働基準法などでマシにはなってきてるところも
多いと思いますし

どこで働くかにもよると思うので
就職先を探すときにはしっかり確認するべきですね!

火傷に注意!

大きいオーブンに大きい鉄板。

オーブンには鉄板が4枚入ったりします!

焼きの途中で鉄板の前後を入れ替えるんですが、
オーブンを開ける時間が長いと庫内の温度も下がってしまうので
急がなきゃ!って焦ってしまって火傷をしてしまったことがあります。

あと背が小さいとオーブンに当たるリスクも増えると思うので
ぜひ気をつけて欲しいです!

 

実務の楽しいところ

やっぱりお菓子作りが好き!だから楽しい!

1番はやっぱりこれですよね。

詳しく見ていきましょう!

自分の作ったケーキがお店に並ぶ

やっぱり最初は自分が飾ったり組み立てたケーキが
ショーケースに並ぶのが嬉しかったですね〜

家族や友達の誕生日には

自分で少しアレンジしながら誕生日ケーキを作って
それを喜んでもらえた時は嬉しかったです!

出来なかったことが出来るようになる

最初はうまく出来なかったことも
何回も経験していくうちに出来るようになったときです!

専門学校の時の話になってしまうのですが、、

ナッペは最初すごく難しかったです。

ドーム型になってしまったり、
ヘラがきれいに当たらなくて表面がぼこぼこしたり、
角が丸くなったり、、

いっぱい練習して早くきれいに出来た時は
嬉しかったですね〜

ナッペとはホールケーキに生クリームを塗ること

 

仕事を始めてからは

バースデーケーキがドーム状で片目の口金でひだを作っていく
生クリームの絞り方をしなくてはいけなくて

それも難しくて難しくて、、

でも練習していくと出来るようになって
どんどん成長できてると実感できるのが楽しいですね!

新しい仕事を先輩から教えてもらい
出来ることが増えていくことも嬉しかったです。

例えば、、

生地の焼成はシェフが担当していたのですが、
出張などでお店を開けるときに生地の作り方を教えてもらい
任せてもらえたのも嬉しかったです。

出来ないことが出来ていく楽しさ!
自信にも繋がったよ!

奥が深い!

夏場と冬場の作業の違い!!

特に冬場は面白いな〜と思いました。

夏場は暑いのでケーキをいかに早く仕上げるか。
外に出してる時間を少なくして早くショーケースへ。

生クリームは熱に弱いので特に慎重に扱いました。

冬場は寒すぎるので器具や材料の温度にも気をつけなければいけません。

作るものによっては卵も常温では冷たすぎるので人肌までコンロで温めたり、
器具もオーブンに少し入れて人肌程度にしたりと
毎日同じものを作っていても違ってきます。

こんなことがありました。

1年目の冬にドーナツを作ってて
何も気にせずにいつも通り作っていたら材料も器具も冷たくて
いつもより粘度があり冷たい生地が出来てしまいました、、、

そのまま焼いても生地が浮かなかったことがありました。

奥が深く、失敗をしながらも日々成長できると思います。

 

体力に自信がなく不安な方はどうしたらいい?

パティシエになりたいけど
体力に自信がない、、、

そんな方もいるでしょう!

私の場合はぶっちゃけやっていたら体力は
ついてきました!

筋肉のせいで腕が太くなりましたしね、、、。

でも!!働く場所によって変わってくると思います!

工場、ホテル、レストランやカフェのパティシエ担当、
商品を開発する方にいってみたり、、!

就職前に労働環境を調べておくといいでしょう!

そして自分がしたいことと労働環境とを
考えてどこで働くか決めたらいいと思います!

まとめ

パティシエになって力仕事だなって思うことは

多かったですね〜

仕事内容は楽しくても体力面や労働環境が厳しいなと感じましたね

でも働き場所によっても変わってくると思います。

自分にあったお店を見つけるのがいいですね!