お菓子作りに欠かせないバター!
オーブンでお菓子を焼いてると
バターのいい香りがしてきますよね!
バターは
固形のまま使ったり
クリーム状に柔らかくしたり
溶かしたり、、!
いろいろな使い方があります!
イメージはあるけど、実際どんな役割があるのかな??
今回はバターについて3つの特性を解説していきます!!
年々バターが値上がりしててお財布にも厳しいですが、、
バターを入れる大事な理由があるんです!
これを知って美味しいお菓子を作ろう〜!
では詳しくみていきましょう!!
バターとは
バターは生クリームをさらに、かくはんして脂肪球を集めたものです。
生クリームをミキサーで泡立ててるのを忘れてて
混ぜすぎてバターになっていたことがあったよ〜
成分規格では乳脂肪80%以上、水分17%以下と定められているんだって!
ちなみに、、
お菓子作りではどっちを使ったらいいの??
お菓子作りでは有塩バターを使うと塩味がついてしまうので無塩バターを使います!
有塩バターは保存性を高めるためやパンに塗るときなどに風味を高めるために
食塩が1,5%ぐらい入ってるんだって!
バターの役割と効果
バターの醍醐味はなんといってもコクのある深い味わいと香りでしょう!
そして他にも生地の食感に関しても重要な存在なんです!
バターにはお菓子作りで重要な3つの特性があります。
クリーミング性
バターをクリーム状にしてよく混ぜると空気を抱き込みます。
これをクリーミング性と言います。
空気を取り込むことによって、
オーブンで焼いた時にその空気が熱膨張して膨らみます。
元々黄色のバターですが、砂糖を加えてしっかり混ぜると白っぽくなります。
なので白っぽくなるまでしっかり混ぜましょう!
①バターをクリーム状のかたさに戻す
↓
②砂糖を加える
↓
③白っぽくなるまでしっかり混ぜ、空気を含ませる
クリーミング性のおかげなんだね!
ショートニング性
クッキーやタルト生地は口の中でもろく砕ける食感が特徴です!
このサクサク感を出してるのがショートニング性という性質です。
バターが生地中に分散してグルテンをできにくくするから、サクサク食感が出ます!
タルト生地を作るときはバターをクリーム状のかたさにして
パイ生地を作るときは手で押しつぶせるぐらいの固形のまま使います。
サクサク食感が味わえるんだね!!
可塑性
バターは常温に戻しておくと指で押すと凹んだり、
自由に形を変えることができます!
これを可塑性といいます。
13〜18度の温度帯でこの性質が使えます!
例えば、、
パイ生地は小麦粉の生地でバターを包みんでそれを伸ばして
折りたたんで伸ばしてを繰り返していくつもの層にします。
なので小麦粉の生地とバターが同じように伸びなければいけません!
バターは溶けると可塑性を失うのでパイ生地を伸ばしてる折り込んでる間も
13〜18度を保ちましょう!!
1度溶かしたバターは元には戻りません
1度溶かしたバターはもう一度冷蔵庫で冷やしても
元のバターには戻りません、、、。
クリーミング性
ショートニング性
可塑性
全てが失われてしまいます、、!!
柔らかくするために少しレンジで温めるときは気をつけましょう!
柔らかくしすぎたり、溶かしてしまうと
元には戻りません!
まとめ
バターはお菓子に欠かせないものです!
バターの持つ力すごい!!笑
それぞれの材料にはちゃんと役割があるって面白いし
奥が深いですよね〜
知っておくとお菓子作りがより楽しくなりますね!