卵と牛乳のやさしい甘さとなめらかな食感が
美味しいカスタードクリーム!
美味しいよね!
最近では電子レンジで作れるレシピもあると思いますが
今回は元パティシエが教える本格的なカスタードクリームの作り方を
お教えします!!
簡単だし、美味しいので
ぜひ作ってみてください!
目次
カスタードクリームとは
卵黄、砂糖、小麦粉を混ぜ、牛乳を加えて加熱し
卵黄の凝固力と小麦粉の糊化を利用してクリーム状に仕上げたものです。
フランス語でクレーム・パティシエールと言います!
パティシエって呼んでいたよ!
カスタードクリームのレシピ
材料
・牛乳 500ml
・バニラのさや 1/4
・卵黄 6個
・グラニュー糖 150g
・薄力粉 25g
・カスタードパウダー 25g
カスタードパウダー・・・コーンスターチ(とうもろこしのデンプン)が
主原料で、水に溶いたら黄色になります。
バニラの香りと色をつけるために入れるよ!なければ薄力粉だけで大丈夫!
バニラのさやがなけれがバニラオイルでも大丈夫!
作り方
①鍋に牛乳とバニラのさやとグラニュー糖を約1/4入れて火にかけて
沸騰直前まで温めます。周りがふつふつするまで!
☆バニラのさやは縦半分、横半分の1/4にして、種を手でとり
種とさやの両方を入れます。
牛乳は沸騰させると吹きこぼれるから!
・牛乳を火にかける前に砂糖を入れるのは
バニラの香りを出しやすくするためだよ!
甘い液体の方が香りが出やすいんだって!
・あと砂糖が溶けるとシロップ状になり、
牛乳の膜がはるのを防止したり、鍋底がざらざらしなくなるよ!
②その間に卵黄をボウルに入れて、砂糖を入れてよく混ぜる。
白っぽくなったらOK!
薄力粉とカスタードパウダーを入れて粉気がなくなるまで混ぜる。
丸い玉になってしまうので必ずブランシール後に入れましょう!
もし入れるのを忘れていたら、、、
粉の方に少しずつ液体を入れて混ぜて溶けたら戻しましょう!
③沸騰直前の牛乳を2に少しずつ分けて入れてその都度、混ぜます。
ブランシールをした時に
空気のクッションができているからだよ!
④濾しながら鍋に戻す。
⑤強火にかけ、全体が混ざるように泡立て器ですばやく混ぜる。
鍋の角までしっかり混ぜましょう!ダマが出来ないように、焦げないように!
泡立て器で持ち上げてサーっと落ちればOK!
火にかける
↓
白い泡が消え始める
↓
とろみが出てくる・・・鍋の角もしっかり混ぜる
↓
どんどん固まってくる・・・ダマが出来ないように早く混ぜる
↓
サラっとなってきて混ぜやすくなり、ツヤが出てくる
⑥バットにクリームを出し、密着させてラップをする。
もう一つのバットに氷を敷いてその上にのせて冷やす。
冷めてから冷蔵庫に入れましょう。
菌の増殖を防ぐためだよ!
⑦バットからキレイに剥がれると成功!!
剥がれなかったらちゃんと火を通せていなかったということです!
失敗しないポイント!
・牛乳を沸騰直前まで温める
・卵黄はしっかりブランシールしておく
・全て合わせた液体を火にかける時は
ダマが出来ないように、焦げないように
すばやく角までしっかり混ぜる
・サラッとしていてツヤが出るまでしっかり火を通す
小麦粉に火を通して糊化させています。
カスタードクリームのアレンジ
カスタードクリームはそのままお菓子に使っても
美味しいですがここでは3つのアレンジ方法を紹介します!
お酒を入れる
キルシュ(さくらんぼのお酒)やグランマルニエ(オレンジのお酒)を
入れて風味付けをしてみよう!
ここで大事なのはお酒を入れるタイミングです!
出来たカスタードクリームを冷蔵庫で冷やして使う直前に
ヘラで混ぜます。その時に入れましょう!!
温かい時に入れてしますとお酒は蒸発してしまいます!
生クリームと合わせる
柔らかめに泡立てた生クリームとカスタードクリームを混ぜたクリームを
クレーム・ディプロマートと言います。
なめらかで口溶けの良いクリームです。
バターと合わせる
クリーム状にしたバターとカスタードクリームを混ぜたクリームを
クレーム・ムースリーヌと言います。
コクのあるバターの風味が良いクリームです。
まとめ
今回はカスタードクリームの作り方について紹介しました!
ちなみにカスタードクリームを使ったお菓子
シュークリームの作り方もあるのでぜひご覧ください!
http://okashinomiti.com/sweets-recipe/choux-pastry-inflate/